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三重県とのコラボレーション

財団法人三重県産業支援センター(MIESC)の石垣英一理事長とフラウンホーファー日本代表部のロレンツ・グランラート博士により、覚書に調印が行われました。調印の内容は、四日市市に新たに設立された高度部材イノベーションセンター(略称AMIC=エイミック)にフラウンホーファーが参加するというもので、ビジネス・パートナーや地元産業界と協力して、新しい素材や用途の開発を行っていきます。

この共同研究は三井物産戦略研究所によって提案・支援されてきましたが、今回の調印式でも連署人として覚書に署名しています。同研究所SME連携推進センターの西山友章センター長にご列席いただきました。

当日は日刊工業新聞、中日新聞、四日市市ケーブルテレビによる取材があり、その関連記事の掲載や紹介が2008年6月21日と27日に行われました。

今回の調印式は、2008年3月8日に行われた高度部材イノベーションセンターの開所式に続くものです。開所式には、フラウンホーファー本部よりアジア担当マネージャーのマリアンネ・ホフマンが参加しました。

式典では、三重県の野呂昭彦知事、三重県議会の岩名秀樹議長、四日市市の井上哲夫市長、四日市市議会の笹岡秀太郎議長、経済産業省の徳増有治課長の皆様より、主催者を代表して式辞をいただくとともに、京都大学の平尾一之教授とマリアンヌ・ホフマンによるスピーチが行われました。このイベントは、招待されたビジネス・パートナーすべてに、センター概要と施設設備を紹介するために企画されたものです。

高度部材イノベーションセンターは最新設備を備えており、産業体や研究機関に実験室やショールームを提供しています。