イベント

欧州構造接着技術者認定プログラム

   

一般社団法人
欧州構造接着エンジニアリング協会

日時:2016年11月7-11日 9:30-19:00(休憩1時間)
会場:東京工業大学 大岡山キャンパス
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近年、工業界では接着接合の重要性が高まっており、特に欧州市場では鉄道車両用規格としてDIN6701が、一般工業用規格としてDIN2304がドイツで発行されています。この規格では接着箇所の安全度を基にEAB級(接着接合施工者)、EAS級(接着接合スペシャリスト)、EAB級(接着接合エンジニア)という階層毎の資格認定を求めており、また、企業もこの資格認定を受けている技術者を求めているため、学生の受験者も増えています。
これまではドイツでのみ講座を受講することで資格の取得が可能となっていましたが、このたびフラウンホーファーIFAMと欧州構造接着エンジニアリング協会のコーポレートパートナーシップにより、日本国内において、EAB級の講座の受講と、資格試験の合格者へ認定証を発行するコースを以下の通り開催することとなりましたので、積極的な申し込みをお待ち申し上げます。


     プログラム内容
     (1)背景・目的                                          
     (2)接着の基本原理
     (3)接着剤の種類と特徴
     (4)接着面の表面処理
     (5)試験方法
     (6)製造技術
     (7)作業方法と手順
     (8)材料の保管方法
     (9)環境への影響
     (10)安全上の注意


<講座の期間>
1 週間(月曜-金曜)
水・木曜日に実技試験、最終日に筆記と口頭試験を行い、その結果により合否判定を行ったうえで、後日認定証を発行します。

<講座の受講費用>
35 万円

<募集人員>
最大 20 名(定員になり次第締め切らせていただきます。)

<本認定プログラムを受講するメリット>
本講座は、鉄道車両用の接着に関するドイツ規格 “DIN6701” に沿ったものですが、従来の接着技術に特化した講座とは異なり、接着基本知識の習得のみならず、使用する側の視点に立った、作業や工程の管理、試験、材料管理、環境や安全管理など、分野を選ばぬ実践的な内容となっています。

また、この講座を通して取得が可能となる認定証は、DVS(ドイツ溶接接合連盟), EWF(欧州溶接接合連盟)に加え、欧州構造接着エンジニアリング協会からも正式に発行されるため、鉄道分野のみならず、幅広い分野での活躍が期待できます。

今後このDIN規格は、EUの統一規格であるEN規格として制定が予定されており、欧州鉄道市場で必須の要求事項となる可能性が非常に高く、将来的には他の産業分野にも拡大される可能性が高いため、将来を見据えた非常に貴重な講座です。

これまでに述べました通り、今回開催する講座は、これまで過去に日本国内で開催されてきた講座とは全く異なるもので、かつ、貴重な資格を同時に取得する事が出来るため、受講者にとって大きなメリットがある内容となっております。是非、この機会をお見逃しなく、積極的なご参加をお待ち申し上げます。

<その他>
本講座はドイツ人講師による英語の解説となりますが、通訳つきです。

主催:フラウンホーファーIFAM、一般社団法人 欧州構造接着エンジニアリング協会
協賛:フラウンホーファー日本代表部

<お問合せ先>
担当:阿部栄介
Email: e_abe[at]fujibond.co.jp *[at]をアットマークに変えてお送りください。

<お申込み先>
下記お申込書(英語)をご記入の上、郵便かメールにてご送付ください。

〒150-0046
東京都渋谷区松濤1-29-24
松濤郵便局ビル503
一般社団法人 欧州構造接着エンジニアリング協会
技術トレーニングセンター事務局宛

Email: e_abe[at]fujibond.co.jp *[at]をアットマークに変えてお送りください。