プレスリリース

2014年プレスリリース

※リンク先は主に英語です。

科学に必要なのはオープンマインドな雰囲気

近年の移民や亡命者に関する議論はメディアを騒がせ、政策に疑問を投げかけています。人口統計学的に見た高齢化社会には移民が必要だという事実に加え、特定分野では科学が求められ、常に国際的になっています。
 

命を守るSENEKA

可動式ロボットのセンサーネットワークを災害管理に利用する「SENEKA」未来プロジェクトに、異なる領域の研究を行う5つのフラウンホーファー研究所が集結しました。プロジェクトの目的は、センサー、コミュニケーション技術要素、ロボットを用いて緊急事態で人命を救助する信頼性が高く柔軟なシステムをつくることです。
 

持続可能なポンペイ保存プロジェクト

250年以上の間、ポンペイは歴史的遺産に魅了された世界中の人々を惹きつけてきました。毎年およそ300万人の観光客が古代最大の遺跡に押し寄せ、この地で発掘が行われて以来、修復が行われています。現在、トップレベルの欧州の研究機関が持続可能なポンペイ保存プロジェクトと呼ばれる資金調達型イニチアチブに参加し、ポンペイの長期的な未来を保証し、世界中の古代遺跡の保存によって蓄積された知識を応用しようと活動しています。

フラウンホーファー線の発見から200年

1787年に生を受けた研究者ヨーゼフ・フォン・フラウンホーファーのおかげで、私たちは星に近づくことができました。現代光学の創始者のひとりとされるフラウンホーファーは、かつてなかった高品質の望遠鏡を作ることに成功しました。1814年、彼の最も重要な発見をします。彼の名前がつけられたフラウンホーファー線です。彼の功績により、私たちは宇宙を観察し、どのようにして星が誕生するのかを理解することができるようになったのです。
 

ヘルシーで美味しいルピナスプロテインの研究に対し、フラウンホーファーの研究者がドイツ未来賞を受賞

2014年11月19日:フラウンホーファーの研究者が開発したルピナスの種の加工方法により、ルピナスをプロテイン豊富で癖のない食品成分に変えられるようになりました。この功績に対し、Stephanie MittermaierとPeter Eisnerの2人のフラウンホーファーの研究者およびProlupin GmbHのKatrin Petersenにドイツ未来賞2014(»Deutscher Zukunftspreis«)が贈られました。
 

「Top100 グローバル・イノベーター」にフラウンホーファー

2014年11月6日:トムソン・ロイター社により、フラウンホーファーは昨年と同様、世界で最も革新的な組織のひとつに選出されました。ドイツからは他に、BASF、ボッシュ、ジーメンスが「Top100グローバル・イノベーター・アワード2014」を受賞しています。
 

フラウンホーファーがEARTO賞を受賞

2014年10月15日:データの窃盗・不正使用から企業を守るソフトウェアを開発した功績に対し、フラウンホーファーIESE(実験ソフトウェアエンジニアリング研究所)に本年度のEARTO(欧州研究・技術協会)イノベーション賞が贈られました。 またフラウンホーファー研究機構コーポレート戦略・国際部長であるフランク・トレッペがEARTO副理事長に選出されました。コーザントEARTO理事長と共に、今後は350の在欧州応用研究機関を代表いたします。
 

集光式太陽電池の世界記録

2014年7月14日: 集光式太陽電池(CPV)技術の開発を行っているフラウンホーファーISE(太陽エネルギーシステム研究所、在:フライブルク)は、開発したFLATCON®モジュール技術により太陽光発電のモジュール効率36.7%を達成し、世界最高記録をマークしたと発表しました。
 

FIFAワールドカップ決勝戦、360° ウルトラHDで録画

2014年7月13日:2014年FIFAワールドカップ決勝戦にはフラウンホーファーHHI(在:ベルリン)により開発されたUltra HD OmniCamが採用され、パノラマ技術を駆使した360度の観戦体験ができることになりました。この新しいフォーマットで記録された7月13日のドイツ対アルゼンチン決勝戦のすべてのドラマと感動が、2016年チューリッヒに完成予定のFIFA World Football Museumで再び体験できることになりそうです。
 

フラウンホーファーIAOとMITが未来のモビリティを研究するジョイントラボ「Ambient Mobility Lab」設立

2014年7月10日:2014年7月9日、協業開始に際しバーデン=ビュルテンベルク州のSchmidt財務経済大臣、アメリカ総領事館のHill領事、ボストンに拠点を置くMITのZuber研究副理事長、そして両研究所から多数の研究者出席の元、オープニングイベントが行われました。
 

フラウンホーファーCOMEDDとフラウンホーファーFEPが統合

2014年7月1日:2012年7月1日、ドイツ・ドレスデンに設立されたフラウンホーファーCOMEDD(有機材料・電子デバイス研究センター)は、ちょうど2年後となる今日、フラウンホーファーFEP(電子ビーム・プラズマ技術研究所)に統合されました。
 

フラウンホーファーFOKUS、インドネシアとの連携を強化

2014年6月16日:インドネシアの PT Telekom Indonesia、Telekom UniversityおよびフラウンホーファーFOKUS(オープン通信システム研究所)のMoUが6月9日バリにて締結されました。インドネシアのためのデジタル・アーバン・ソリューションの共同開発がこのMoU締結の狙いです。
 

フラウンホーファー研究者がTERMIS-EU 2014 Young Scientist Award受賞

2014年6月10日:再生医療・医学に関する優れた研究 に対し、フラウンホーファーの研究者 Prof. Dr. Katja Schenke-Layland に2014年再生医療・医学国際学会欧州部門 Young Scientist Awardが贈られました.
 

ドイツ連邦教育研究省、Factory of Futureをケムニッツに開設

2014年5月27日:ドイツ連邦教育研究省(BMBF) Prof. Johanna Wanka大臣は、初めてとなるE3研究施設をケムニッツに開設しました。ここでは今後、フラウンホーファー研究機構が資源効率のよい生産ソリューションの研究を行います。研究の優先順位が異なる3つの実証施設がさらに現在建設されています。新しいE3研究アプローチでは産業のパートナーとの実用重視の密な連携により、革新的技術・試験的応用プロジェクトの開発・テストが行われます。このアプローチでは資源の効率利用、 ニュートラルエミッション、ひと、に重点的に取り組みます。
 

【The Stifteverband Science Prize】 潤滑剤としての液晶

2014年5月21日:新しい潤滑剤のおかげで、小さなギアが摩擦を起こさず動くようになります。液体状の液晶でできたこの潤滑剤により摩擦や磨耗が劇的に減少します。
 

【Fraunhofer Prize】 テラヘルツ波で郵便物検査

2014年5月21日:この小包は安全だろうか、爆弾だろうか?ただの手紙だろうか、それともドラッグが入っているのだろうか?新しいテラヘルツ波スキャナーを用いれば、郵便で送られた疑わしい小包や封筒を開けることなく非合法ドラッグや爆発物を検出することができます。
 

【Fraunhofer Prize】 デジタルフィルムリール

2014年5月21日:重いフィルムロールの代わりに、最近ではデジタルのフィルムデータが映画館に送られています。easyDCPソフトウェアを用いれば、映画館から要求されるクオリティのデータパッケージを簡単に製作でき、どの映画館にも提供できるようになります。
 

【Fraunhofer Prize】 新たな接着方法

2014年5月21日:工業生産において、ボンディングはますます重要な役割を果たすようになっています。フラウンホーファーの研究者が開発した接着剤塗布と接合の2つの工程を分離する方法により、応用の幅が広がることが期待されます。
 

Prof. Alexander Verl が執行副理事長に就任

2014年4月15日:4月1日付けで理事会の役員および技術マーケティング・ビジネスモデル担当執行副理事長にフラウンホーファーIPA(生産技術・オートメーション研究所)前所長、Prof. Alexander Verl が就任しました。彼が担当する部門は、研究・マーケティングにより過去に得られた成果を活用し、フラウンホーファーの潜在能力をさらに引き出すために新設されました。
 

フラウンホーファー研究者がGerman Cancer Prizeを受賞

2014年2月20日:Prof. Christoph Kleinが世界に名高いGerman Cancer Prizeを受賞しました。ドイツ癌学会は選出の理由を癌細胞の転移性播種に関する優れた実験的研究であるとしています。
 

フラウンホーファーがZayed Future Energy Prize 2014を受賞

2014年1月22日: ドイツが新エネルギー経済に向かって舵を取り始める前から、フラウンホーファーISE(太陽エネルギーシステム研究所、在:フライブルク)の研究者たちはすでに再生可能エネルギー、特に太陽エネルギーの活用方法の研究に取り組んでいました。この何年間にもわたる再生エネルギーへの献身的な研究が評価され、2014年1月20日、Zayed Future Energy Prize 2014が150万米ドルの賞金とともにフラウンホーファーISEに贈呈されました。受賞者は産業、社会、環境にもたらした具体的な変化、リーダーおよび模範としてのインパクト、さらにその団体のイノベーションの実現可能性や潜在能力をもとに選出されています。
 

フラウンホーファー研究機構理事長、チェコ工科大学より名誉博士号を授与される

2014年1月21日:フラウンホーファー研究機構理事長、Prof. Reimund Neugebauerにチェコ工科大学(在:プラハ)の名誉博士号が授与されました。この栄誉は工作機械やメカトロニクス、特に資源を効率的に活用した生産技術の開発への並ならぬ貢献に対し贈られたものです。またチェコ工科大学のフラウンホーファー研究機構ならびにケムニッツ工科大学との連携に対する功績も評価されました。
 

フラウンホーファーHHI、連携パートナーとともにエミー賞受賞

2014年1月17日:米・テレビ芸術・科学アカデミーのエミー賞は、アメリカにおけるテレビに関する優れた業績に対し与えられる栄誉ある賞です。そして今年度は、そのテレビ向けストリーム基準であるMPEG-2の開発を認められ、 Motion Picture Experts Group(MPEG)が技術・工学エミー賞に輝きました。