イベント

FC EXPO 2016

日時:2016年3月2-4日 10:00-18:00 (最終日は17:00まで)
会場:東京ビッグサイト
入場料:無料(登録が必要です)
--------------------------------------------------------------------------------------------------------

フラウンホーファーICT、ICT-IMM、IKTSがドイツパビリオン内(ブースNo. E35-10)に出展します。

フラウンホーファーICTについて

フラウンホーファーICT(化学技術研究所)はエネルギー・環境、防衛、安全、航空・宇宙技術、プロセスエンジニアリング、自動車・輸送分野で応用研究開発を行っています。応用電気化学部門燃料電池グループは、特別な用途のための革新的な燃料電池コンポーネントや燃料システムの開発に携わっています。

お問い合わせ

Fraunhofer Institute for Chemical Technology ICT
Dept. Applied Electrochemistry

Joseph-von-Fraunhofer-Str. 7
76327 Phinztal, Germany

Dr. Carsten Cremers
TEL: +49-721-4640-665
Mail: carsten.cremers@ict.fraunhofer.de

www.ict.fraunhofer.de

展示物

  • PEMFCレンジエクステンダー
    5~20kWまでの高い拡張性

実績のあるFC-Velocity 9SSLスタック技術を元に、5 kWから21 kWまで拡張が可能なシステムデザインを開発しました。その拡張性は明白に証明されました。開発の一部として陰極の化学的な腐食保護の開発にも成功しており、システムに実装することも可能です。

  • 改良型メタノール燃料電池レンジエクステンダー
    コンパクトクラスの電気自動車の航続距離を延伸

メタノールは未来のモビリティのニーズに適した燃料として注目されています。バッテリー電気駆動系と組み合わせることで、再生メタノールを利用した燃料電池ベースのレンジエクステンダーは航続距離を排出ゼロでリーズナブルな燃料費で延伸させることができます。デモシステムはSerenergy社のHT-PEMFCモジュール技術がベースとなっており、自動車への統合を考慮に入れ格納されています。

  • 陰イオン交換メンブラン直接アルコール燃料電池
    PGM触媒の使用を軽減

AEM-DAFCにはDMFCと同様のメリットがありますが、PGM触媒のコストを減らすことができます。フラウンホーファーICTではメタノールやエタノールを酸化させるための優れた触媒を開発し、セルレベル、スタックレベルでそのパフォーマンスを実証しました。

  • 燃料電池触媒、MEAテストサービス
    劣化メカニズムや劣化条件に関する深い洞察

フラウンホーファーICTには燃料電池の電気触媒プロセスを観察するためのDEMSのような電気分析法に関する専門知識が蓄積されています。お客様に触媒やMEAの故障メカニズムをより深くご理解いただくために、フラウンホーファーICTでは標準化された、またはお客様に特化したASTテストと電気分析法を組み合わせたテストサービスを行っています。

展示物

出力範囲100 W~100 kWのカスタマイズドSOFCシステム

フラウンホーファーIKTSブースでは、可搬型eneramic®燃料電池システムの最新モデルをご覧いただけます。市販の液化石油ガス(LPG)で動くeneramic®は、フラウンホーファーIKTSで行われているSOFCシステムに関する研究開発のうち、最も将来性のある例です。コスト効率が高く、環境に優しく、信頼性が高い、農村地域や新興国における分散型エネルギーソリューションを目指し、h2e Power Systems社によるインドでのデバイス生産および商用化を開始すべく、現在技術移転が行われています。

この燃料電池技術を可能にしたのは、フラウンホーファーIKTSとPlansee社が共同開発したCFYスタックです。クリーンで環境に優しいエネルギーを手ごろな価格で供給するため、フラウンホーファーIKTSの技術ライセンスを用い、MPower社がこのCFYスタック技術を商用化する予定です。

フラウンホーファーIKTSについて

フラウンホーファーIKTS(セラミック技術・システム研究所)のエネルギー部門では、設計、構築、テストがセラミック素材やセラミック技術プラットフォーム上で行われる革新的なコンポーネント、モジュール、トータルのエネルギーシステムをご提案しています。エネルギーストレージや燃料電池システムから太陽電池、環境発電モジュールや熱エネルギーシステム、さらに生体エネルギーや化学エネルギー源のソリューションまで、その用途は幅広くあります。

お問い合わせ

Fraunhofer Institute for Ceramic Technologies and Systems IKTS
Winterbergstraße 28, 01277 Dresden, Germany

Phone: +49 351 2553 7331
E-mail: info@ikts.fraunhofer.de

展示物

  • 熱交換・水性ガスシフト・選択酸化タワー

ドイツの航空インテリア・サプライヤーDiehl Aerosystem社のために、プロピレングリコールを水素に変換する改質システムを開発しました。この携帯用燃料電池システムは飛行機機内のキッチン用追加電源として使用できます。

 

 

 

 

 

 

  • 完結型燃料プロセスシステム

処理燃料:メタノール、(バイオ)エタノール、天然ガス、LPG、ガソリン、灯油、ディーゼル、プロピレン、グリコール

 

 

 

 

  • 触媒開発と耐久性テスト
改質、触媒燃焼、COクリーンアップ用に配合した弊所の触媒は1000時間の耐久性テストに合格しています。
 

フラウンホーファーICT-IMMについて

フラウンホーファーICT-IMMの分散・携帯型エネルギー技術部門は従来型・再生可能燃料の単体コンポーネントおよび完結型プロセスシステムの開発に注力しています。弊所の専門ノウハウは触媒の開発、プロセスシミュレーション、システムデザイン、コストダウン指向の製造技術の開発、反応炉設計、システムインテグレーションおよび試験と多岐にわたります。

お問い合わせ

Prof. Dr. Gunther Kolb

Fraunhofer ICT-IMM
Carl-Zeiss-Str. 18-20, 55129 Mainz, Germany

phone: +49-6131-9900
E-mail: Gunther.kolb@imm.fraunhofer.de