Fraunhofer ILT

レーザー穿孔による濾過フィルターでマイクロプラスチックを除去

23.1.2020

© Photo Fraunhofer ILT

マイクロプラスチックは日々下水や環境の中に流入しています。ドイツだけでも、年間333,000メートルトンが環境の中に流入していると考えられているマイクロプラスチック。下水や環境への流出を防ぐためには、下水処理プラントは微細プラスチックを効率的に除去しなければなりません。
ドイツ連邦教育・研究省(BMBF)の助成を受けた産学連携プロジェクト「SimConDrill」では、マイクロプラスチックを除去する濾過フィルターを開発しています。レーザー穿孔を使った極細の穴を持つフィルターは。10 μm 程度のプラスチック片を取り除きます。現在は厚さ200μmの金属ホイルに直径10μmの穴を空けますが、コスト低減を目指し、100以上のビームを使うマルチビームプロセス利用の可能性も研究しています。更に、サイクロンフィルター方式を採用することで、大量の水処理が可能になります。
2021年まで続くSimConDrillプロジェクトでは、今後はプロセスのスケールアップにより産業用途に向けた開発を進めます。

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Cleaning water with laser-drilled filters: SimConDrill project nominated for Green Award