イベント

nano tech 2011 (国際ナノテクノロジー総合展・技術会議)


日時:2011年2月16-18日 10:00〜17:00
会場:東京ビッグサイト 東ホール5 (ブースE-18-11)


見所:

カーボン・タッチスクリーン
タッチスクリーンの利便性に後押しされ、スマートフォンやその他の小型電化製品が人気だ。しかしこの小さなスクリーンの原材料は希少かつ高価であるため、フラウンホーファーIPA(生産技術・オートメーション研究所、在:ドイツ・シュトゥットガルト)では再生可能で低価格、さらに世界中で調達が可能な原材料の研究が行われ、ついに代替ディスプレイの製造にも成功した。キーとなる材料は、カーボンナノチューブだ。2011年2月16日から18日、東京にて開催される「nano tech 2011〜国際ナノテクノロジー総合展・技術会議」(東5ホール、ブース: E-18-11)では、そのディスプレイが世界に先駆けて展示される。( )

カラーによるナノの世界
フラウンホーファーの研究者が、驚くほど鮮明な画像を美しいカラーで記録または投影できる微細なナノ構造レンズ・アレイをnano tech 2011展示会(2月16日~18日、東京)でご紹介します。( )



ナノテクノロジー関連の研究を行うフラウンホーファー研究所(ISC, IPA, IKTS, ナノアライアンス, CNT, ENAS, IZFP)が、最新研究成果・アプリケーションを展示します。   各ブースでのハイライトは以下のとおりです。


フラウンホーファーナノアライアンス (ブース: E-18-11)  

フラウンホーファーのアライアンスは、企画からコンサルタント、分子モデリング、合成、解析評価、産業技術への応用まで、研究開発の価値連鎖を構築しています。
ナノアライアンスでは、ナノ粒子(オキサイド、高分子化合物、金属)、被膜技術(PVC、CVD、プラズマ、ウェットプロセス)、高分子ナノ複合体、セラミック、カーボンナノチューブを用いたアクチュエータ、光学材料(無反射材、光導波路)、生物医学用システム、無機有機混成複合材料などを主要研究開発テーマとし、さまざまな企業や研究機関との共同委託研究を行っています。

 


フラウンホーファーセラミック技術・システム研究所 (IKTS) (ブース: E-18-11)  

- 厚膜ペースト
- セラミック複層技術
- 接合技術
- センサ
- エネルギー変換技術



フラウンホーファーエレクトロ・ナノシステム研究所 (ENAS) (ブース: E-18-8)  

- プリンテッド電池
- 反応性複層フィルムによる低温接合



フラウンホーファー非破壊試験研究所 (IZFP) (ブース: E-18-22)  

- "Eddycus MPECS" – 導電性視覚化技術
- "Eddycus ThinFilm" − シート抵抗ゲージ測定


フラウンホーファーケイ酸塩研究所 (ISC) (ブース: E-18-11) 

- 使用の微細光学素子と新高出力LEDを組み合わせたプロジェクションシステム
- 生体の機能や構造に啓発(バイオインスパイアード)されたORMOCER®使用の微細光学アレイを用いた超平滑カメラ/センサ 
- 世界最小のカラープロジェクタ


 
フラウンホーファーナノ電子技術センター (CNT) (ブース: E-18-9)

- 電池内蔵ワイヤレスセンサシステム
- 原子プローブトモグラフィー
- ドライエッチング技術


フラウンホーファー生産技術・オートメーション研究所 (IPA) (ブース: E-18-11)

- グラフェン被膜ガラス基板
- CNT修飾銅合金(軸受け材料)
- CNT修飾チタン合金(医療技術応用)
- CNT修飾アルミニウム合金(軽量構造体)
- その他、様々なCNT被膜を施した材料(プラスチック、ガラス、膜)など


nano tech 2011ホームページ