理事長よりご挨拶
Fraunhofer Representative Office Japan
People Need A Future - The Future Needs Research
変革、イノベーション、ダイナミックな成長、そして改革が、現代社会におけるキーワードとなっています。それと同時に、絶え間なく変化し続ける社会に困惑し、日々将来への不安を募らせている人々が多くいるのも事実です。つまり、これからの社会にうまく対処していくために、そして自信を回復するために、私達には未来が必要なのです。
私達には健康、安全、エネルギー、通信、環境、そしてモビリティが必要です。誰もが関心を寄せている主なテーマのうち、われわれフラウンホーファー研究機構はこれら6つの分野に重点を置いた研究を行っています。
未来を予言することは私達にはできませんが、未来は突如として現れるのではなく、私達の現在の行動・行為に大きな影響を受けながら、あるべき姿へと近づいていくということを私達は知っています。現時点で研究に投資すれば、今後直面するであろう課題に善処できるようになるのです。そう、未来には研究が必要なのです。
フラウンホーファーは、イノベーションによってドイツの未来を守るという、特別な任務を担っています。われわれは、私達の生活をより健康に、より安全に、そしてより価値のあるものにするために、イノベーションに満ちた製品、技術、プロセスを開発し、解決策を探り、見出しています。現在取り組んでいる6つの研究分野やプロジェクトの多くから、フラウンホーファーの発想や新しい研究プロジェクトが、いかに社会に実在する興味、願望、ニーズに沿ったものであるかを理解いただけると思います。
イノベーションが有意義なものであるか否かは、社会におけるその価値や願望によって決まります。イノベーションに優しい社会のみが、発明や発見を活かす肥沃な環境を生み出せるのです。だからこそ、新しいイノベーション文化を育んでいくために、私達にはできるだけ多くの人が参加できる対話が必要なのです。
研究には社会が必要です。問題となっているのは、私達ひとりひとりの未来なのですから。
フラウンホーファー研究機構 理事長
Hans-Jörg Bullinger

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